男なら、ホームセンターの電動工具売り場で、ふと立ち止まることもあるでしょうよ。
そして電動工具売り場で、最も目立つ工具の一つが多分、インパクトドライバーじゃないかと思う。ホームセンターも推してる感じがするし、使うあても無く買ったことのある人が、身の回りに数人います。
でもインパクトドライバーって、使う場面はあんまり多くないっすよ。とりあえず(使うあても無く)買うなら、使用頻度の高そうなドリルドライバー!をお勧めするね。
通常のドリルドライバーと、インパクトドライバーを比較してみると
・インパクト
- 回転方向に打撃が加わる。トルクが強い。
- 太い木材に、長いネジを連続で締めるのような仕事が得意。
- 微妙な力加減が難しくて、ちょっとした家具の組み立てとか苦手。締めすぎたり、ネジ頭潰したり、酷いときにはネジをネジ切ったり。
- 同じような理由で、ドリルとして穴あけるのも苦手。
- 値段高め。
- 実は持ってないので、それ以上はよくわからず。
・ドリルドライバー
- インパクトに比べると、トルク強くない。
- 10cm超えのネジを締めるときにはちょっと力不足を感じるかも。
- クラッチが付いてるので、力が掛かりすぎることが無い。適度なところで空回りしてくれます。締めすぎたりネジ頭潰したりし難い。
- ドリルとして使う場合、きれいに穴が空けられる。
- 値段安め。
そんな感じ。
おそらくほとんどの人にとっては、力強すぎなインパクトより、ドリルドライバーのほうが使いやすいと思う。2×4材をネジ締めまくることって、あんまり無いでしょ。インパクトは、普通のネジ回しとして使うには、力強すぎてちょっと役不足です。
それがドリルドライバーだと、とりあえず使うあてはなくとも、そのうち使えそうな感じ。誰かがカラーボックス買ってきて、手回しなドライバーで組み立てようとしてるときに、「俺の電動ドライバーを貸してやるよ」って言えます。
もちろん、「普通の電動ドライバーはもってるけど、ウッドデッキ作るから強力なのが要るんだ!」みたいな、ちゃんとインパクトを必要としてる人は別です。結局、工具は必要なときに、必要なものを買うのが一番いいと思います!